その2)
今回は、紙の雑誌との内容の違いについて。紙に比べて、どれくらい削れらているのか...、MacFanで検証。
「dマガジン」などの電子雑誌読み放題サービスでは、ほとんどの場合、紙の本誌のすべてが読めるわけではありません。
しかし、「この記事とこの記事は読めません」とはっきり明記されているわけでもなく、何が読めないのか、はっきりしません。
紙版と比べて、どれくらい少ないのか、見極める一つの方法は「ページ数」。
電子版では、ページ数は減らされているものの「目次」は紙版をそのまま電子化されている場合が多い様です。つまり、目次には300ページまであるのに、dマガジン版は200ページしかなかったりします。その差が、削られたページ数となります。
例えば、MacFanを見てみると...
目次には「210ページ」という記載がありますが、dマガジン版は「123ページ」までしかありません。約90ページが削れていることになります。
削除されるページは、雑誌によって違います。週間アスキーさんの場合は、目次の最後が「76ページ」で、dマガジン版は「82ページ」。ほぼ同じ内容です。
週刊アスキーさんは、そもそも電子配信のみで、配信価格は324円。それを1ヶ分、400円/月で読めちゃうなんて、やっぱりお得すぎる!!
さらに、逆に、dマガジン版の方が長いこともあります。
ちょっと前の、こちらも「週間アスキー」。
目次は「98ページ」までですが、200ページ以上あります。
この号は、「dマガジン限定特別付録」として、数ヶ月前に発売された、週間アスキー特別編集のムックの内容が、掲載されていたために、こんなに増量だったわけです。
他にも、1月号のGetNaviにも、8月に発売された「学研ムック 昭和ホビー完全読本 」がついてたり、結構こういう特典はあるみたいです。
削られるている内容は、雑誌それぞれが決めているようですが、だいたい3〜5割くらい削られている場合が多い様です。
下記の内容については、各紙共通して、削られている場合が多い様です。
・広告(一部例外もあるけど、ほとんど)
・ジャニーズが出演している記事(ほぼ全て)
・グラビア(半分くらいかな)
例外もありますが、ジャニーズが全面に出ている記事は、ほぼ削られている様です。ジャニーズは、ネット掲載NGらしいですが、電子雑誌もNGなんですね。
出版社さんも、紙の雑誌が売れなくなったら困るわけで、月額400円のサービスでは、ページが削られるのは、当然といえば当然。でも、記事の最後の、気になる部分だけが消されているとか、そんな意地悪なことはしていないので、ない記事は無いで、特に気にせず読めます。
目次をみて、気になるけど載ってない記事があったら、たまには紙の方も買うのもいいと思います。
さて、次回はシリーズ最終回。
雑誌のデータ容量や、パケットの節約方法について、ご紹介します。
→その4へ
参考に、dマガジンの主な競合サービスを上げておきます。取り扱う雑誌や価格に、差がありますので、自分の読みたいものがあるサービス探してみてください。
・ビューン
・ブック放題(ソフトバンク)
・タブホ powered by OPTiM
・ブックパス(au)
・U-NEXT
・ひかりTVブック
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